[受付終了] 2020-11-18 (水)   IHEチュートリアル「ここまで進んだIHE - IHE UPDATE 2020 -」
担当者 ihe-admin  登録日時 2020/9/15 21:25 (2844 ヒット)

第40回医療情報学連合大会
(第21回日本医療情報学会学術大会)
IHEチュートリアル「ここまで進んだIHE - IHE UPDATE 2020 -」

■ 開催概要

 医療情報システムの守備範囲は拡大し、医療情報システムは複数のメーカが提供し、複数のシステムが稼動するマルチベンダ化が進んでいる。Integrating the Healthcare Enterprise(IHE)は、このような環境で発生する諸問題を解決するために1999年に北米で誕生し、日本では2001年にIHE-Jが設立され、2007年に日本IHE協会となり活動している。

 IHEは、病院情報システム(HIS)、放射線部門システム(RIS)、医用画像管理システム(PACS)、検査部門システム(LIS)などの医療情報システムの相互運用性(情報の連携・活用)を推進する統合化プロジェクトである。近年では、地域連携システムの実現に役立つ仕組みや、ベッドサイドや手術室などに導入する情報システム、処方・調剤や歯科領域についても検討の範囲が広がっている。日本では、地域医療連携における情報連携基盤技術仕様、医用画像の媒体経由の交換方法やデータ入力用書式取得・提出に関する仕様が、医療情報標準化推進協議会(HELICS協議会)の指針となり、さらに厚労省標準規格として採択されている。

 本チュートリアルでは、最近改訂されたあるいは注目されているIHE統合プロファイル(業務シナリオ)などについて、その最新の検討状況・導入状況を解説する。各テーマは、(1)IHE活動の概要、(2)放射線被ばく管理の標準化(REMプロファイル)、(3)ITインフラストラクチャにおける最新の動向(データ入力用書式RFDプロファイル)、(4)眼科領域における標準化活動・ISO化、(5)進化するnetPDI -クラウドビューアー・ISO標準化ほか- 、(6)コネクタソン・合格シールの開始についてである。

開催概要
日時 2020年11月18日 (水) 13:00~15:00
会場 C会場(アクトシティ浜松 コングレスセンター4階・41会議室)
学会参加登録者は、WEB参加も可能です。
アクセス アクトシティ浜松 コングレスセンター
https://www.actcity.jp/access/
または、WEB視聴。
主催 日本IHE協会 普及推進委員会
参加費 無料
● 参加する方は、事前参加登録をお願いします。
● 受付後、受理のご連絡をメールにてお送りします。
● 医療情報技師更新ポイント:1ポイント。
 申請される方は認定証番号がわかるものを持参願います。
● IHE認定技術者更新ポイント:2ポイント。
● プログラム・演者・タイトルは、都合により変更になる可能性があります。
● 開催日が近づきましたら、ご登録のメールアドレス宛に発表資料の掲載ページ
 をご連絡しますので、事前にダウンロードしてください。

開始時間 13時00分
定員数 100人 (予約数 64人)
予約締切時間 2020/11/14 0:00

■ プログラム

(1)IHE活動の概要
日本IHE協会 細羽 実
(2)放射線被ばく管理の標準化 (REMプロファイル)
日本IHE協会 向井 まさみ
(3)IT基盤分野における最新の活動 (データ入力用書式RFDプロファイル)
日本IHE協会 本田 憲業
(4)眼科領域の標準化・ISO化の動向
日本IHE協会 名達 亮一
(5)進化するnetPDI  -クラウドビューアー・ ISO標準化ほか-
日本IHE協会 阿部 聡
(6)コネクタソン・合格シールの開始
日本IHE協会 塩川 康成